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eyes to me~ 私を見て
第63章 片恋の終わり

一人で居た頃とはうってかわった賑やかな毎日は、多忙ながらも楽しかった。
昼間は代々木でライヴをし、天気が良ければ他の場所にも足を伸ばした。
様々な人々との出会いがあった。プリキーを嫌いだという人も居た。
が、生の演奏を聞いて美名やメンバーの音楽に賭ける思いを目の当たりにすると、握手を求めてきて、激励の言葉を掛けてくれた。
遠巻きに演奏を聞いて近寄って来ない人々や、ちらりと見ては通り過ぎる人が殆どだったが、ほんの一瞬でも、人の目と耳と心に何かを焼き付ける事が出来れば……
昼間は代々木でライヴをし、天気が良ければ他の場所にも足を伸ばした。
様々な人々との出会いがあった。プリキーを嫌いだという人も居た。
が、生の演奏を聞いて美名やメンバーの音楽に賭ける思いを目の当たりにすると、握手を求めてきて、激励の言葉を掛けてくれた。
遠巻きに演奏を聞いて近寄って来ない人々や、ちらりと見ては通り過ぎる人が殆どだったが、ほんの一瞬でも、人の目と耳と心に何かを焼き付ける事が出来れば……

