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第62章 必ず貴方を捕まえる

　健人は、笑うと線みたいになる目を画面に向けて高笑いした。

｢フハハハハ！副団長は凶暴だなあ！｣

｢真面目にやらないからでしょうが！｣

　マイカが角を生やす如く健人をたしなめると画面には沢山のコメントが流れる。

"ヒューヒュー"

"お二人さん仲良し――！"

"副団長かわい――！"

"てか団長、目細っ！"

"グダグダじゃねーかよ"

｢ばっ……べ、別に仲良しなんかじゃありませんからね！こんなバカ兄貴！｣

　マイカがコメントを拾い真っ赤になり叫ぶと健人は頭を掻く。

｢……あ――本題に入ろっか｣

　美名はパソコンを見たりテレビを見たり電話で桃子と話したり大忙しだが、それは他の皆も同じだった。