この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
兄の狂気
第2章 嫉 妬
…あぁダメだ。
熱があるこの人のセックスは愛撫だけで
意識飛ばされちゃうくらい濃厚なんだった。
「もっとっ…もっとして。もっといっぱい愛して、
お兄ちゃん…」
離れまいとしがみついて懇願するあたしに、
…お兄ちゃんは妖艶に口角を上げた。
「やぁっ、っ、っぁあ!…っん、あぁん…っ」
再開した激しい律動。
絶倫。
一言で言えば、お兄ちゃんはそれだ。
今のように、ヤキモチ妬いて機嫌悪かったら尚更…
「…なぁ瞳。一緒にいたあの男…
俺よりもセックス巧いか?
俺のより大きいか?なぁ…」
喘ぎながら首を振るあたしに妖艶な笑みを深め、
覆い被さってきて更に深く突かれる。
「あぁぁぁぁあっ!うっうっあぁっ…、…っ、…!」
激しく突かれすぎて声が出ない。
身体を弓のように仰け反らせ、
吐き気がするほどの快楽に涙を流す。
「してな…っん、してな、っいぃ…!あぁ…っ!」
次は中に出された。
ドクドクと流し込まれる熱い精液を感じながら、
身体は快楽に支配される。
お兄ちゃんと一緒にイったあたしは、
あまりの気持ちよさに意識を手放してしまった。
「…離してやらないよ。朝までずっと…な」
耳元で囁かれた言葉は、
意識を手放したあたしの耳には届かなかった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


