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優しい彼の悪魔の顔
第10章 デート
石でできた階段を登る。
両脇には青々とした木々がこれでもかと迫ってくる。
そして、木でできたトンネルをくぐると、一面緑の絨毯でできた丘のような場所へ出た。
リョーはミコの三歩手前を黙々と進む。
ちょうど丘の頂上には、木製の屋根と、その中にぐるっと四角く囲ったベンチ。
リョーは一番奥のベンチに、ミコを誘う。
「うわぁ…」
そこからは、山の下に広がる市街地。
その水平線の向こうに、オレンジ色に染まった夕焼けが広がっていた。
「すごい、こんな景色…」
「でしょ?ここ、俺のお気に入り。間に合わないかと思った」
横を見ると、目を細めながらまっすぐに前を見るリョーがいる。
そのまま二人は何をするでもなく、徐々に沈む太陽に合わせて変わる色の景色を眺めていた。
両脇には青々とした木々がこれでもかと迫ってくる。
そして、木でできたトンネルをくぐると、一面緑の絨毯でできた丘のような場所へ出た。
リョーはミコの三歩手前を黙々と進む。
ちょうど丘の頂上には、木製の屋根と、その中にぐるっと四角く囲ったベンチ。
リョーは一番奥のベンチに、ミコを誘う。
「うわぁ…」
そこからは、山の下に広がる市街地。
その水平線の向こうに、オレンジ色に染まった夕焼けが広がっていた。
「すごい、こんな景色…」
「でしょ?ここ、俺のお気に入り。間に合わないかと思った」
横を見ると、目を細めながらまっすぐに前を見るリョーがいる。
そのまま二人は何をするでもなく、徐々に沈む太陽に合わせて変わる色の景色を眺めていた。

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