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堕散る(おちる)
第19章 step19十三段目…始業式
ああん…んはぁあん…

自分のイイところに強く当たるようにしながら打ち付ける。

アタシがイケばハルトもイケる。そう教えられたから…



ひゃぁ…まぶしっ…

部屋の明かりが点けられたのか一気に明るくなった。

思わず閉じた目を開けると、そこにあったのは、手足を縛られ自由を奪われたのに、自ら男を貪りヨダレを垂らして喜ぶアタシの姿だった。


激しいバウンドで動きを支えているのは、バスルームにあったエアマット。

あちこちの継ぎ目にアタシが撒き散らした潮が水溜まりを作っていた。


っ鏡?…ハルト?…いやぁああ…

浅ましい自分を受け入れたくなかった。

「ルリ?イクまでしてくれるんでしょ?
さっきまでと同じにシテ?」

ハルトが見上げて言う。

ああ、理性など持っちゃいけない。ハルトにもらった分返さなきゃ。


アタシは、ベッドに、ハルトに体を打ち付けていった。


暗闇と静寂の世界にルリを連れていった。

無心に欲を求めさせたかった。

俺の姿を探り求めてくるルリは普段と違い快楽に忠実だった。

散々攻めて、絶え間なく快感を与える。

ヘッドホンで塞がれて大きな声でヨガっていた。
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