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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第75章 笑顔
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さっき、パパと海斗がいた気がする
寝ているあたしの上から心配そうにのぞき込む大好きな二人
あたしの大切な人
大切な家族
あまりにも心配そうに覗き込むから
”大丈夫だよ”
”心配してくれてありがとう”
言いたかった
でも、言えなかった
あたしの口から零れるのは
”ごめんなさい”
今はそれしか言葉にできない
自分が今ままで都合よく忘れていた記憶
忘れちゃいけない自分の罪を忘れ
今まで生きてきた
”母親を目の前で亡くした可哀想な子”
今まで何度そんな風に見られただろう
でも、それは間違いだった
確かに目の前で亡くしたのは本当だ
だけどそれだけじゃない
あたしが殺したの
あたしがママを殺したの
あたしはただ、
あたしの代わりに死んでいくママを見ていただけ

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