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好きにさせて
第12章 嘘


『尚が
私のことを
忘れないでいてくれたら
いいなって
思ってた』


ん?


メールは
まだ続きがあって

俺は
その続きに
目を走らせた




『私は絶対に
尚のこと忘れたりしない

すごく楽しくて
すごく優しくしてもらった
その記憶で
私はこれから先
一人で頑張っていこうと
思ってたの


でも

尚のことを
忘れないまま
笑顔でいることが
辛くて

また
この部屋に来てしまって

また
尚に甘えてしまって…

ごめんなさい



あのね、尚


私、尚に
いっぱい嘘をついてるの


だから
私も尚みたいに
嘘をつくのはやめて
本当のこと
話したい


私も
本当の事
話してもいいかな…』


メールは

そこまでやった


俺の返信待ちを
茜はドアの向こうで
してたのかもしれない


それやのに
俺がメールに気づいたのは



どないしよ


そう思った時
手の中の携帯が震えた


茜からメールが届いたんや


その内容は



『本当は

私も

尚が好きなの』

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