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好きにさせて
第9章 理由

茜が考えてる間
茜の指を触ったり
肩に湯をかけてやったりしてると

茜は
やっと答えをだした

「楽しい人でおしゃべりで
優しい人だったよ。
年下なんだけど
年下って感じじゃなかったかな…」


「そぉか」


「でも…だんだん違ってきて…
おしゃべりもしないし
楽しそうじゃなかった(苦笑)
私のせいなんだけど」


「茜のせいだけやないやろ」


「ん〜……どうかな…」


「お互いさまやないんか?」


「だといいんだけど(苦笑)」


「それにしても
遠いとこに
嫁に行ってたんやなぁ。
寂しなかったか?」


「…うん…
寂しい時もあったけど
元々遠くに行きたかったから」


「そうなんか?」


「お父さんから
離れたかったからね…」


茜は
俺の肩にお湯をかけながら
話を続けた


「尚」


「なんや?」


「私のこと……」


「うん」


「嫌いにならないでくれる?」


相変わらず
茜は俺の肩に湯をかけ
俺から視線を外したまま
そんなことを聞いた


今から話すこと聞いても
嫌いになったり
しないでね?

っちゅうことや


「ならへんよ。
安心せい。
茜が思うてるより
俺はお前のこと
分かってるつもりやで。
多分何を聞いても驚かへん」


そう言って
茜の手を握ると
茜は
少し悲しそうに
微笑んだ



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