この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
白い背中と君の藍
第13章 スカイブルー◇君と見る空
天気が良い休みの日は、いつも外に出掛けていた。
川辺へ行ったり、絵を描いてる人に話しかけてみたり……
少しでも彼の情報がないか三年間、日課のように続けていた。
何度も忘れようかと思ったけど、その度に開けたお腹の鍵の跡が何故か疼くのだ。
駅前はますます便利に開発されて、広場は色んなアーティストが現れる。
絵を売っている人が居ると、無意識に近寄ってしまう。
もう身体に染み付いている癖みたい。
買い物がてらに広場に出ると、今日は気持ちいいくらいの青空が絶景で見える。
「こんな空を一緒に見たかったな……」
そう思った時――――
広場にイーゼルとキャンバスが置いてあった。
ドックン!
普段見掛けない光景に、心臓が跳ねる。
恐る恐る近付いてみると、大き目のキャンバスには透き通るようなスカイブルーの空と……
その空を見上げる白い背中の女の子が描かれていた。
川辺へ行ったり、絵を描いてる人に話しかけてみたり……
少しでも彼の情報がないか三年間、日課のように続けていた。
何度も忘れようかと思ったけど、その度に開けたお腹の鍵の跡が何故か疼くのだ。
駅前はますます便利に開発されて、広場は色んなアーティストが現れる。
絵を売っている人が居ると、無意識に近寄ってしまう。
もう身体に染み付いている癖みたい。
買い物がてらに広場に出ると、今日は気持ちいいくらいの青空が絶景で見える。
「こんな空を一緒に見たかったな……」
そう思った時――――
広場にイーゼルとキャンバスが置いてあった。
ドックン!
普段見掛けない光景に、心臓が跳ねる。
恐る恐る近付いてみると、大き目のキャンバスには透き通るようなスカイブルーの空と……
その空を見上げる白い背中の女の子が描かれていた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


