この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
白い背中と君の藍
第6章 アメジスト◇束縛の印
◇ ◇ ◇
「メグ……大丈夫?」
「うん……もう平気」
絶頂の余韻に浸って動けないでいる間に、鳥羽さんは私の中に吐き出したものを洗い流して処置してくれた。
こういうことも手馴れてるのに、何でゴムは使わないんだろう?
本当は言った方がいいんだろうけど、それで会えなくなってしまう方が今の私には怖かった。
「シャワー借りるね」
「うん」
まだ少しふらつく頭で身体を起こすと、胸元に小さな赤紫の痣が出来ている。
「あれ……これ」
もしかして、さっき鳥羽さんがしてたのは――――
『キスマーク』!?
ちょっと憧れた印が自分の肌につけられていて、痣の付近がカッと熱くなった。
初めてつけられた痕を凝視したまま固まっていると
「キスマーク……つけちゃった」
鳥羽さんが凄く可愛く言ってきた。
ドッキュ――――ン!!
途端、心臓が爆発して倒れたくなるほど胸がときめく。
可愛い!!
こんな鳥羽さんが見れるなら、いくらでもキスマークを付けられたい!!
痣を両手で押さえながら、鳥羽さんから与えられた幸福感に暫し浸った。
「メグ……大丈夫?」
「うん……もう平気」
絶頂の余韻に浸って動けないでいる間に、鳥羽さんは私の中に吐き出したものを洗い流して処置してくれた。
こういうことも手馴れてるのに、何でゴムは使わないんだろう?
本当は言った方がいいんだろうけど、それで会えなくなってしまう方が今の私には怖かった。
「シャワー借りるね」
「うん」
まだ少しふらつく頭で身体を起こすと、胸元に小さな赤紫の痣が出来ている。
「あれ……これ」
もしかして、さっき鳥羽さんがしてたのは――――
『キスマーク』!?
ちょっと憧れた印が自分の肌につけられていて、痣の付近がカッと熱くなった。
初めてつけられた痕を凝視したまま固まっていると
「キスマーク……つけちゃった」
鳥羽さんが凄く可愛く言ってきた。
ドッキュ――――ン!!
途端、心臓が爆発して倒れたくなるほど胸がときめく。
可愛い!!
こんな鳥羽さんが見れるなら、いくらでもキスマークを付けられたい!!
痣を両手で押さえながら、鳥羽さんから与えられた幸福感に暫し浸った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


