この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
カノジョ
第7章 こんなカノジョ《再々》
額から汗が流れていく。
暑さから来てるものじゃない。
「んふぅ…ふぅっ………」
決して気持ち良くって喘いでる訳じゃない。
もう、一歩一歩の衝撃がハンパなく響いてくる。
いくらマゾ女でも、このシチュエーションは興奮出来ない。
………かもしれない。
なんて思いながらも、気は紛れる事も無かった。
「うぁ………」
いつもは何の気なしに歩いている近所。
こんなにも距離があるとは思わなかった。
「あ…あと……すこ…し………」
やっと、さっきとは反対側に出て来れた。
距離にしたら、もう百メートルも無いはず。
膀胱はパンパンで破裂しそうな感じ。
逸る気持ちとは裏腹に、内股の脚はゆっくりとしか進まない。
それでも我慢に我慢を重ねて、漸く玄関の扉に手を伸ばす所まで辿り着いた。
「や、やっと………」
「あらぁ? 真希ちゃ………」
いきなり扉が開いて、体がビクッと反応した。
じょろろろーっと溢れ出した。
「あ…あ……あぁ……あ………」
また新たな性癖が芽生えたかもしれない。
【完】

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


