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Toy Girl
第2章 Lesson2

―――それからの事は覚えてない。
行為は一度だけじゃなかったと思う。
意識が飛んで、気づいたら朝になっていて、私は部屋に一人だった。
「・・・・・・夢?」
悪夢からの目覚め・・・
そうだったらどんなにいいだろう。
でも私は裸で身体は怠い。
抱かれた後の独特な怠さだ。
そして散らばった服やベッドサイドのゴミ箱を見て、夢じゃなかったんだと辛くなった。
何より何度も達してあっちゃんの快楽を受け入れた事が苦しい。
そんな自分がとても汚く思えた。
「明日花、起きてるか?」
トントンとドアが鳴って篠崎さんが入って来た。
全裸の私は慌てて布団で身体を隠す。
「仕事は順調のようだな」
「仕事・・・」
「でも明日花の仕事は夜のオモチャだけじゃない、俺たちの面倒も見てもらわないと困る。スケジュールは届いているんだろう?いつまでもここに居られたら俺たちの仕事に支障が出る」
夜のオモチャとサラリと言われた事、そして夕べの出来事を知りながら止めてもらえなかった事、そしてそれが当たり前みたいに扱われている事がショックだった。
「今日は八時にマネージャーが迎えに来る。それまでに出られるようにしてくれ」
「・・・普段は時間通り食べないのに朝は食べるんですね」
私の悪態に篠崎さんが止まる。
そして屈んで私の目線に合わせた。
「八つ当たりか」
「・・・・・・」
「金を貰う限りは仕事は全うする・・・違うか?」
ギリっと奥歯を噛み締めた。
悔しさとか悲しさとか、あとは自分でも分類できない気持ちが溢れて涙が零れた。
そんな私を篠崎さんが冷たく見てる。
「生憎だが俺は女の涙に何も思わない」
「そんなつもりじゃないです!」
「ならその時間は無駄じゃないか?・・・早く飯にしてくれ」
篠崎さんが部屋を出るとボタボタと涙が落ちる。
悔しい・・・悔しい!
あんな男たちに私は・・・
少しだけ泣いて涙を拭った。
ここで部屋に籠ってたらまた何を言われるか分からない。
そんなの癪だ。
急いで身支度を整えて、朝食作りに取り掛かった。
篠崎さんと煌翔くん以外は朝は弱いと聞いていた。
だから簡単に食べやすくサンドイッチと野菜スープ、サラダ、
それにフルーツを切って朝食は完成。
それから思い腰を上げて皆を起こしに2階に上がった。
行為は一度だけじゃなかったと思う。
意識が飛んで、気づいたら朝になっていて、私は部屋に一人だった。
「・・・・・・夢?」
悪夢からの目覚め・・・
そうだったらどんなにいいだろう。
でも私は裸で身体は怠い。
抱かれた後の独特な怠さだ。
そして散らばった服やベッドサイドのゴミ箱を見て、夢じゃなかったんだと辛くなった。
何より何度も達してあっちゃんの快楽を受け入れた事が苦しい。
そんな自分がとても汚く思えた。
「明日花、起きてるか?」
トントンとドアが鳴って篠崎さんが入って来た。
全裸の私は慌てて布団で身体を隠す。
「仕事は順調のようだな」
「仕事・・・」
「でも明日花の仕事は夜のオモチャだけじゃない、俺たちの面倒も見てもらわないと困る。スケジュールは届いているんだろう?いつまでもここに居られたら俺たちの仕事に支障が出る」
夜のオモチャとサラリと言われた事、そして夕べの出来事を知りながら止めてもらえなかった事、そしてそれが当たり前みたいに扱われている事がショックだった。
「今日は八時にマネージャーが迎えに来る。それまでに出られるようにしてくれ」
「・・・普段は時間通り食べないのに朝は食べるんですね」
私の悪態に篠崎さんが止まる。
そして屈んで私の目線に合わせた。
「八つ当たりか」
「・・・・・・」
「金を貰う限りは仕事は全うする・・・違うか?」
ギリっと奥歯を噛み締めた。
悔しさとか悲しさとか、あとは自分でも分類できない気持ちが溢れて涙が零れた。
そんな私を篠崎さんが冷たく見てる。
「生憎だが俺は女の涙に何も思わない」
「そんなつもりじゃないです!」
「ならその時間は無駄じゃないか?・・・早く飯にしてくれ」
篠崎さんが部屋を出るとボタボタと涙が落ちる。
悔しい・・・悔しい!
あんな男たちに私は・・・
少しだけ泣いて涙を拭った。
ここで部屋に籠ってたらまた何を言われるか分からない。
そんなの癪だ。
急いで身支度を整えて、朝食作りに取り掛かった。
篠崎さんと煌翔くん以外は朝は弱いと聞いていた。
だから簡単に食べやすくサンドイッチと野菜スープ、サラダ、
それにフルーツを切って朝食は完成。
それから思い腰を上げて皆を起こしに2階に上がった。

