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忘れられない指
第6章 先が見えない・・
孝明に抱かれた夜から初めて迎える週末。
金曜の夜、残業になって、駅に降り立ったのは9時をとっくにまわった頃だった。
家路の途中のBARシークレット。
先週はいかなかった。
今日は孝明と顔を合わせるのが恥ずかしくて、行くのを止めようと思っている。
あれから、孝明からは何の連絡もない。
私と3人の男達はケータイ番号とメルアドを交換しているが、
普段は連絡を取ることはない。
シークレットで会うのだから、特に必要はない。
もし何か困ったことがあった時に助け合えるように交換したのだ。
でも別に、連絡しちゃいけない、というわけでもないし、
あんなことがあったんだから連絡でもしてくれればいいのに・・
女心としては期待していた・・
金曜の夜、残業になって、駅に降り立ったのは9時をとっくにまわった頃だった。
家路の途中のBARシークレット。
先週はいかなかった。
今日は孝明と顔を合わせるのが恥ずかしくて、行くのを止めようと思っている。
あれから、孝明からは何の連絡もない。
私と3人の男達はケータイ番号とメルアドを交換しているが、
普段は連絡を取ることはない。
シークレットで会うのだから、特に必要はない。
もし何か困ったことがあった時に助け合えるように交換したのだ。
でも別に、連絡しちゃいけない、というわけでもないし、
あんなことがあったんだから連絡でもしてくれればいいのに・・
女心としては期待していた・・

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