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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第27章 群がる蟻たち
 ちららさんには私たちを邪魔しようなんて気持ちはなくって、ただ私に優しくしてくれただけだった。
 だけど、清隆くんはちょっと不満そうな顔。

 「花火なんてあるんだ。私、いいタイミングで来たんですね。」
 「あら、柚子ちゃんのために用意させているのよ?20分くらいの量かしらね。花火大会ってほどじゃないけど、大きく見えるから楽しんでもらえると思うわ。」

 それで私はまたびっくりした。プライベートで花火まで準備できちゃうなんて!しかも私のために用意してくれたって。

 「家の中から近くに見えるから、ね。一緒に部屋で見るといいと思うわ。清隆、どうせ部屋に連れて行こうとしてたんでしょう?後で私が連れて行くから、あなたは部屋に行って待ってなさい。」

 「ちぇ、お見通しか。わかった、わかりました。部屋、行ってるわ。ホントは着替えてるとこ見たいけどな。」
 「やだ、エッチ!(笑)見せたげないよお。」

 後でまた二人きりになれるとわかったからなのか、清隆くんの表情からは不満そうな感じはなくなっていた。
 ちょっとエッチなことも言う清隆くんに私もつい軽口で応える。

 「じゃあ、柚子ちゃんもお部屋に戻ってて。そうね、2,30分くらいしたら浴衣をもってそちらに行きますから。」

 はあい、と言って私もちららさんに素直に従うと、部屋に戻る。
 私は部屋でパソを開くと、今日の分の日記をつけながらちららさんを待つことにした。

 この後は、ちららさんが浴衣を持ってきてくれて、それで清隆くんの部屋で一緒に花火を見て…その後は…
 そんな想像すると思わずニヤニヤ、そしてドキドキ。


 そしてもうそろそろ、ちららさんが迎えに来る頃。


 顔が火照ってるのはワインのせいだけじゃないな(笑)




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