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アンバランスなsweet
第17章 甘い疼き
ショーツの脇…クロッチから滑り込ませた指。

くちゅり…

ドロドロに惚けたそこ。
溢れるそこを守る密やかな唇のその奥はまだ固く閉ざされて。


少し―――怖い…。


自分で指を入れることを躊躇って―…。


そこは避け、愛液を自分自身に塗りまぶし、人指し指とくすり指でその花びらを挟みながら、親指で少し充血したその核をこねくりまわす。


「…んぁぁ…っ」


気持ちイイその場所を弄ぶ指の動きが早くなる。
イク…その瞬間が近付いているのが解る。



『――――紫乃』



頭に響くその声―――――――――…。


ベットに足を突っ張らせ、背中が少し弓なりになり…そして―…。


「…あぁっ……しん…く…」


切迫した吐息に愛しい人の名前を乗せて…私は…登り詰めたのだ。



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