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向日葵を君に…
第10章 ついに…
「はぁ…疎すぎでしょ。まさか、そういう事興味ないわけじゃないよね?」
「そんな事ないよ!この前だって弘貴にエロいDVD借りて…」
「そんな事まで言わなくていいから」
あれ?そういえば緊張感がなくなってる…
俺は、シャワーを出してお湯になったのを確かめると高野を引き寄せて頭からお湯をかける。
「ひゃっ…もう、びっくりさせないでよ」
「早くしないと風邪ひきそうだしさ」
「じゃあ穂高も」
シャワーを取られて顔に思い切りかけられる。
「ウプッ…高野っ…顔って!」
高野はかなり楽しそうに俺にシャワーで攻撃をしてくる。
「たーかーのー!シャワー返せって!」
「穂高のシャワーじゃないでしょ?」
バラッ
「あ」
高野からシャワーを奪い返そうと動いた瞬間に腰に巻いたタオルが落ちた。
「バッ!高野見んな!」
急いで後ろを向いて隠した。
うわぁ…もろ見られた…。
「穂高…ごめんね」
そう言って高野は風呂場を出ていった。
今のごめんねは…ふざけ過ぎた事に対してだよな?
アレのサイズとかそういうのじゃ…ないよな?

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