この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたとの『愛』の続きを
第6章 立ちはだかる障害
「…より取り見取り…ヤリ放題。
やっぱりそうでしょうか?」
私の顔を見て、しまったといった顔をした京香さん。
「そうとも限らないでしょ…!?
ねっ!?舞ちゃん!」
「そうだよ?葵。
あの人、優しいんでしょ?大丈夫よ。」
ただ下を向いて「ん。」とだけ返した。
ランチを終え、携帯を覗き見るが
蓮からの連絡はなかった。
副社長と聞いて…忙しいのだろうという事だけが
頭の中を支配する。
…迷惑にはなりたくない。
その思いが強く、連絡が出来ずにいた。
「ねぇ?葵?今日、真司くんと会うんだけど…
葵も来ない?」
舞の突然の誘いだった。
「ん?いいよ、邪魔しちゃうし。」
「蓮さんのこと…聞き出せるよ?」
「…………うん。」
「おいでよ。心配なこと多いでしょ?」
舞はなんでも解ってくれている。
何も分からない相手の事を全て
信じることは不可能だ。
でも…本人に聞くことも…不可能だった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


