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第19章 続☆あなたのペット

真君に人気のない岩場の陰まで連れて行かれる。


「……で？何であんな事してた？」

「ご…ごめんなさい……大勢でビーチバレーなら何もないかと思って…でも、真君どうしてわかったの？重役の人達とお話してたのに」

「マイケルが今日この機会に亜紗美の事誘いたいって言ってたからな。マイケルが気付いて俺に報告しに来た」

「そうだったんだ…ごめんね…大事なお話中に邪魔しちゃった…」

「こんな所で大事な話なんかしてねぇよ」

二人きりになって、真君は抱き締めてくれるのかと思ったんだけど…

黙ってしまって何もしてくれない。


あれ？


私は真君の手をキュッと握った。

「真君…ギューってしてくれないの？」

「して欲しいのか？」

「あ…社員旅行中なのに駄目だよね…真君と二人だけになったからつい……」

「来いよ。ねだればしてやる」

「え///いいの？」

私は真君の脚の間に向かい合わせで座った。

「真君…私の事いっぱい可愛がってください///」

「あ？その程度のおねだりで可愛がってもらえると思ってんのか？」

「えー！？あの…外だし…エッチな事は…」

「周り誰もいねぇよ？……絵実が声出し過ぎなきゃバレねぇよ」

うぅー…恥ずかしい…。