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ナナノナノカカン
第3章 ナナナノサン@オカタヅケ?
「いや、ダメだろう…じゃあ何だ、
もし自分の部屋に足の踏み場が無くなったら
別の部屋で過ごすって言うのか?」
「ええ」
「じゃあもしこの屋敷の全ての空間が、
足の踏み場も無いくらい散らかったら?」
「もうひとつ家を買えばいいんじゃないかしら」
平然と返すナナに秋景は眉間を押さえた。
ここからどう返したものか。どこから諭せばいいんだ?
頭に血が昇るような気もしたが呆れたためか直ぐに降りていった。
それに怒っても仕方がない、気がする。
「そういう話じゃない、いいか、手伝うから――」
「今は然程散らかってないわよ」
紅茶を飲みながらしれっと答えるナナだったが、実際は違った。
ゴミ屋敷とまではいかないものの、
つい先日鳳が片付けたばかりだというのに既に物が散乱しているのだ。
もし自分の部屋に足の踏み場が無くなったら
別の部屋で過ごすって言うのか?」
「ええ」
「じゃあもしこの屋敷の全ての空間が、
足の踏み場も無いくらい散らかったら?」
「もうひとつ家を買えばいいんじゃないかしら」
平然と返すナナに秋景は眉間を押さえた。
ここからどう返したものか。どこから諭せばいいんだ?
頭に血が昇るような気もしたが呆れたためか直ぐに降りていった。
それに怒っても仕方がない、気がする。
「そういう話じゃない、いいか、手伝うから――」
「今は然程散らかってないわよ」
紅茶を飲みながらしれっと答えるナナだったが、実際は違った。
ゴミ屋敷とまではいかないものの、
つい先日鳳が片付けたばかりだというのに既に物が散乱しているのだ。

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