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第4章 初来店

僕も興味津々の表情を彼女に見せて、一緒に笑いながら盛り上がった。

しかし、明るく話す彼女の心には
「寂寥感」
の存在が見て取れた。
その心の隙間を埋めるべく異性とのコミュニケーションや温もりを求めているに違いなかった。

そこで、

「僕にはどうしてほしかった?」

とあえて直球で質問してみた。


「今日はとてもキモチ良かった。とても安心しました」



そして、



「触ってほしかった」


と顔を赤らめながら今まで書いてきた文字よりも小さな文字で彼女は書いた。