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光と首輪、絡まる鎖
第1章 出会い
すると瑞貴がその2人に向かって
「こっちっすー!」と手を振っていた。
この2人が先輩!?
瑞貴より、全然若く見えるしかっこいい!!
適当にジュースを入れて席に戻ると
わたしの座っていた席は先輩2人に取られていて
もう座れなかった。
バカップルに席を詰めてもらって3人で座り、
先輩達と向かい合わせになる。
1人は金髪に近い色で長めの髪、
鼻は高くてぱっちり二重で少し色素の薄い目、
夏はまだ先なのに焼けた肌。
でも背は175cmあるかないかくらいだと思う。
もう1人は背が高くて180cm以上ありそう、
筋肉のついていそうな大きな体、
少しつりぎみの目、少しパーマがかかったような
柔らかそうな茶色い髪。
小さめの鼻に、薄い唇。
2人ともかっこいいけど
つり目が苦手なわたしは
金髪っぽい人がすごく好みだった・・・。
わたしの斜め前に座るその先輩の1人が
どうしても気になってしまう。

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