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第4章 クラス

「えっ、あの、わたし…」


「連れてってやるよ」



そう言うなり、西園寺さんは立ち上がり、わたしの腕を取ります。



「……強引だけど、顔色悪いのはほんとだからね」


神崎さんは面白くなさそうでしたが、西園寺さんの意見には賛成の様子でした。




どうしよう…っ

わたしがボーッとしてたばっかりに皆様にご迷惑を…っ




「あの、わたしほんとに具合悪くなくてっ」



「行くぞ」



西園寺さんはわたしの腕を掴み強引に教室を出ました。





神崎さんが背中で気をつけてねっ！て声をかけてくれた気がします。





なんでこうなっちゃうんですかー！！？？