この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
片想いの行方 2
第15章 2人の絆

「………まったく。
どうしていつも、寒そうな格好してるの?」


………突如、後ろから

懐かしい、穏やかな声。


「もう、確信犯としか思えないぜ?」

「…………!」


その言葉で、ドクンと心臓が鳴る。

顔から手を外して、ゆっくりと振り返ると

私の肩に、スーツの上着がかけられた。


「去年のクリスマスよりはマシだけど、夜はまだ冷えるんだ。
女なんだから、体大事にしろよ」


「…………っ」


「………美和。 分かった?」



………艶のある、黒い短髪。


小さくて精悍な顔立ち。


息を呑むほどの、圧倒的なオーラ。



「……蓮くん……?」



放心したまま彼の名を呼ぶと


極上の微笑みを浮かべて


蓮くんは優しい瞳で私を見つめた。
/249ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ