この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第7章 疑惑
 楓は縫いかけの小袖を簡単に畳み、脇に置いた。立ち上がり、縁郎に佇み庭を眺める。風もないのに、赤児の手のひらのような紅葉がひらひらと舞っていた。地面は散り敷いた紅葉の絨毯が埋め尽くしている。
 ひとしきり見事な秋の庭を堪能し、楓は厨房に脚を向けた。今宵の献立には御台所政子より下された柿を付けるようにと指示するのを忘れていたためだ。
/1848ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ