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やさしいキスをして?
第10章 番外編

『…あ、そうだ!レモン、冷蔵庫にあったかな?』
思い立った私は、キャミソールとホットパンツの格好のまま、急いで階段を駆け下りた。
『う〜ん、やっぱりないかぁ。明日帰りに買っておかなくちゃ。』
レモンのはちみつ漬け。甘党の三島くんの為に、今回はいつもより甘めに味付けして持って行こう。そんなことで頭がいっぱいの私は…
『まどか、そんな薄着で何してるの?風邪ひくでしょ、上に何か着てらっしゃい。』
『あ、そうよね…うふふ。何着て行こうかなぁ//?』
浮かれるばっかりで、何にも気づいていなかった。

