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やさしいキスをして?
第10章 番外編


バタバタバタバタ…

ガラッ!!

『やっべー!もー無理だろー!』
『マジ理科室遠くてめんどくせー!』
『走ればまだ間に合うだろ!先生の説教だけは避けたいよな!』


突如、静寂に飛び込んで来たのは何も知らない岩本くんと数人の男子達。グラウンドで遊んでて、慌てて戻って来た様子だ。


『あ?みんな何やってんだよ、さっさと行かねーと怒られるぞ。あさひも、ボヤッとしてねーで引率は?チャイムまであと三分!』

『え…あ、大変っ!みんな急いで〜!準備できた人から廊下に二列で並んで下さい!時間がないのでみんな一緒に移動しまーす!』

『ったく…珍しーな。あさひが移動教室忘れるなんて…お?マドちゃん、なに固まってんの?早く行くよ。』

『………』


遮られる形で倉田さんとの話は終わり、この日は何事もなく過ぎて行った。
何かが変わり出したのは、翌日以降。
私はクラスから、いじめを受けるようになっていった。



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