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第8章 Scene.07

　
「ま、まぁ、そういう事なら……仕方ないよなぁ」

　お尻にバッチリ視線感じる。

「ちっとも仕方なさそうに聞こえないんだけどぉ？」

　アカネが冷ややかな目で見てるのが想像できる。

　見てると飽きない。

　ホント、第一印象なかったら良い子なのに残念。

「と言うかぁ………」

　カラダを反転する。

　洗面台にお尻を軽く載せて腕を組む。

「ゴクッ」

　腕の上に乗ったおっぱい見て、喉を鳴らすなシュウ。

「…うがっ!?」

　ほら、アカネに叩かれた。

「…アカネ…嫉妬も程々にね」

「えっ!?　べ、別にそんな訳じ」

「あまり暴力的な女は嫌われちゃうわよ？」

「う、うん………」

　項垂れるなんてかわいいトコがある。

「はははっ。気にするなよアカネっ」

　そして、コイツの回復力はどうなってるんだろ。

　顔を殴られた時も歯が飛んでった筈なのに、もう生え揃ってる。

「アナタ達こそ…どっちなの？」