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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第19章 花火
引き金を引くと、コルクはポロッと落ちた。
景品のある棚には全然届かないし、和樹さんの時のような空気音もしない。
これは恥ずかしい。
「違ぁう! そうじゃなぁい!」
俺が落ち込んでいると、和樹さんが叫んだ。
「まず、持ち方はこうだ!」
どうやら教えてくれるらしい。
この人、俺と勝負するんじゃなかったっけ。
俺のあまりの下手さに我慢できなかったんだろうか。
「そう! 狙うのは隅っこだ! よし、さっきより良くなってるぞ!」
和樹さんは大声で熱血指導してくれる。
景品のある棚には全然届かないし、和樹さんの時のような空気音もしない。
これは恥ずかしい。
「違ぁう! そうじゃなぁい!」
俺が落ち込んでいると、和樹さんが叫んだ。
「まず、持ち方はこうだ!」
どうやら教えてくれるらしい。
この人、俺と勝負するんじゃなかったっけ。
俺のあまりの下手さに我慢できなかったんだろうか。
「そう! 狙うのは隅っこだ! よし、さっきより良くなってるぞ!」
和樹さんは大声で熱血指導してくれる。

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