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異常性愛
第28章 媒介
『ね、大事にしてくれる?』
『もちろんだよ。』
『あたしよ?』
『あ、そりゃもちろん。』
腹の子のことかと思った。
『あやしいぞ、ダーリン。ふふっ。』
『何がだよ。
大事に決まってるだろ。』
『じゃ、抱っこ。』
『お安い御用で。』
晶子を抱き上げてリビングに向かうと、晶子は足をバタつかせ『違う違う』と行き過ぎた寝室を指差した。
『へ?いいの?』
『まだ、大丈夫って言ったでしょ。』
『潰してしまうんじゃ・・。』
腕の中で晶子はクスッと笑う。
『ちゃんと先生に聞いたの。
そんなんでダメな子は、
元々ダメな子なんだって。』
『でも、お前・・。』
『いいのぉ?
つわり酷くなったら
してあげられなくなるよぉ。
あんなことも、こんなことも。』
即座に寝室に向かった。

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