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異常性愛
第26章 ならず者の食卓
『やっぱりキミは面白い男だな。
私が見込んだだけのことは あるぞ。ほほほ。』
『それより先生。
恩に着ます。
真美を手元に戻してくださって。』
『なんでキミが礼を言うんだい?
相変わらず自信家だな。ほほほ。』
『真美は私と同じものを持ってます。
泣き虫で弱いくせに
先生に楯突いて頑張った。
出てけって言われてシュンとして。
あぁどうしようって
不安になって後悔してね。
私とそっくりなんですよ。
初めは生意気なやつだなって
思ったんですが、
小さい頃の私にそっくりで、
ほっとけないんです。
さっきは
自分が許されたような気がして、
正直ホッとしました。』
『私もだ。
あれに出てかれると淋しくなる。
全く気を揉ませてくれるよ。
ほほほっ。』

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