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第6章 修道女

初めて経験する快楽にルイーズは湿った吐息を漏らした。

違う。
こんな体は自分ではない。

「神様……！　かみさま……！」

目の前にある祭壇に手を伸ばそうとする。
だが舌が雌芯に巻き付いてくると、もう力が入らなかった。

「くぅうっ！」

びくびくとのけ反りながら、ルイーズは涙をこぼして神にすがった。

雨音の中、か細い祈りの声が響く。

「……ら、が人に許す如く、我等の罪をゆるし、ぁっ、たま、えっ。我等を悪、より、救い……あっ！　ふぁああっ！」

だがその言葉も少年の指と舌に邪魔をされる。