パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 性の称揚　

タイムの大地は、愛し合う二人を快く迎え入れた。

朝日に照らされたタイムの島は、七色にキラキラと輝いている。

桟橋から降り立った瞬間、

ルロイはその熱風を肌に感じ、心が震えるのを感じた。

オルガもまた、不思議な心地よさを抱いていた。

彼女はこの地に初めてやって来たにも関わらず、

なぜかとても懐かしい気持ちになったのである。

二人は顔を見合わせると、襲い掛かる獣のようにお互いの唇を貪り合った。

それからルロイはオルガの手を引き、朝靄漂う茂みの中へわけ入っていった。

ルロイは我慢できず、オルガのワンピースをまくり上げて我武者羅に愛撫した。

オルガは恍惚とし、ルロイのなすがままになっていた。

まっすぐな欲望を思いの丈自分にぶつけるルロイの姿は、

オルガにとってたまらなく愛しいものだった。