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わざとじゃないの
第1章 彼氏
直樹が私の分まで会計を済ませてくれる。
これはもう当たり前になってしまった。
たまには自分で払うけど、
大抵は直樹が払ってくれる。
付き合い初めの頃のように、
私が気がつかないうちに払うなんてキザなことはしなくなった。
むしろそれでいいと思うけど、
やっぱそういう心遣いもいらないような仲になったってことだよね
「行く?」
直樹が会計を済ませてやって来た。
「うん、行こ」
「アイツに話しかけなくていいの?」
「バカじゃないの?彼氏が言うこととは思えなーい」
「束縛するよりマシだろ」
「それもそうだ。でも筋肉のない男はお断りよ」
「ですよね。俺くらいないとな」
そう言って腕の筋肉自慢を始める直樹。
こういうコントは嫌いじゃない
これはもう当たり前になってしまった。
たまには自分で払うけど、
大抵は直樹が払ってくれる。
付き合い初めの頃のように、
私が気がつかないうちに払うなんてキザなことはしなくなった。
むしろそれでいいと思うけど、
やっぱそういう心遣いもいらないような仲になったってことだよね
「行く?」
直樹が会計を済ませてやって来た。
「うん、行こ」
「アイツに話しかけなくていいの?」
「バカじゃないの?彼氏が言うこととは思えなーい」
「束縛するよりマシだろ」
「それもそうだ。でも筋肉のない男はお断りよ」
「ですよね。俺くらいないとな」
そう言って腕の筋肉自慢を始める直樹。
こういうコントは嫌いじゃない

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