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星 〜亜美〜
第1章 プロローグ

トントン
「速水です。失礼します。」
私は失礼がないようにと、ドアを開けると、深々とお辞儀をした。
「そう緊張しないで、座って。」
「はい」
顔を上げると、百合検事正が柔らかく微笑んで、ソファへと促す。
百合検事正の隣には、見覚えのなる男が座っていた。
「紹介するまでもないよね。
安井正人弁護士。実は、私の後輩なんだ。」
百合検事正の隣で、美形のその顔が、ニヒルに笑っていた。
「先程は、ありがとうございました。
ひさしぶりにこっぴどくやられたよー。
まさか、あそこまで調べてくるとはねー。
さすが、鬼の速水検事。」
そう、安井弁護士は、さっきまで法廷で戦った張本人!
私は、思わず、その不敵な笑みを、睨み返した。
「そう怖い顔しないでよー。
女伊達らに、凄いって、褒めてるんだからー」
とうとう、私の琴線に触れた?
「女だてらですって❓」
「あっ、嫌々、若いのに、、、かな?」
「はぁー?若いですって?」
「まぁまぁ。。。」
慌てて、百合検事正が、間に入る。
「正人が、こっぴどくやられたお礼に、
どうしても、速水君を飲みに誘いたいというもんだからね。
もし良ければ、だけど、これから3人で食事にでも行かないかい。
速水君は、予定があるの?」
予定なんて、あるはずもない。
「とくにありませんけど。。。」
「それなら良かった。まぁ、ひと段落したことだし、
私も、いつも頑張ってる君に、お礼をしたいしね。
美味しい店があるんだ。
君は、スペイン料理はどうかな?パエリアとか。。。」
「なんでも食べますよ。」
「それじゃあ決まりだ。早速、出かけよう。地下の駐車場で待ってるから、準備ができたら、降りてきて。」
あれよあれよと言う間に決まってしまった。
百合検事正は、その優しい顔に似合わず、結構強引なところがあるようだった。
「速水です。失礼します。」
私は失礼がないようにと、ドアを開けると、深々とお辞儀をした。
「そう緊張しないで、座って。」
「はい」
顔を上げると、百合検事正が柔らかく微笑んで、ソファへと促す。
百合検事正の隣には、見覚えのなる男が座っていた。
「紹介するまでもないよね。
安井正人弁護士。実は、私の後輩なんだ。」
百合検事正の隣で、美形のその顔が、ニヒルに笑っていた。
「先程は、ありがとうございました。
ひさしぶりにこっぴどくやられたよー。
まさか、あそこまで調べてくるとはねー。
さすが、鬼の速水検事。」
そう、安井弁護士は、さっきまで法廷で戦った張本人!
私は、思わず、その不敵な笑みを、睨み返した。
「そう怖い顔しないでよー。
女伊達らに、凄いって、褒めてるんだからー」
とうとう、私の琴線に触れた?
「女だてらですって❓」
「あっ、嫌々、若いのに、、、かな?」
「はぁー?若いですって?」
「まぁまぁ。。。」
慌てて、百合検事正が、間に入る。
「正人が、こっぴどくやられたお礼に、
どうしても、速水君を飲みに誘いたいというもんだからね。
もし良ければ、だけど、これから3人で食事にでも行かないかい。
速水君は、予定があるの?」
予定なんて、あるはずもない。
「とくにありませんけど。。。」
「それなら良かった。まぁ、ひと段落したことだし、
私も、いつも頑張ってる君に、お礼をしたいしね。
美味しい店があるんだ。
君は、スペイン料理はどうかな?パエリアとか。。。」
「なんでも食べますよ。」
「それじゃあ決まりだ。早速、出かけよう。地下の駐車場で待ってるから、準備ができたら、降りてきて。」
あれよあれよと言う間に決まってしまった。
百合検事正は、その優しい顔に似合わず、結構強引なところがあるようだった。

