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嘘つきな唇
第3章 逃避行

……雪奈と……
何度肌を重ねても……
……飽きが来ない……
雪奈の体……
……魔性の魅力か?……
……いつもいつも……
満たされる……
……俺達はまた……
快楽へと上り詰めた……
……雪奈……
離したく無い……
いつまでも……
……ずっと雪奈と……
繋がって居たい……
……この雪奈の……
真っ白い肌は……
俺だけのモノ……
……俺は……
雪奈の背中に爪痕を立てた……
……ずっと……
消えないように……
『……ッッ!……』
『……雪奈……痛い?……』
『……ルウ……大丈夫よ?……
もっと着けて?……』
『……雪奈ごめんね?……
でも俺の印消すなよ?……』
『……ルウ……
愛してる……』
『……雪奈……
愛してるよ……』
……そしてまた俺達は……
朝まで愛し合った……
……そしてまた雪奈と……
朝を迎えた……
……幸せの瞬間……
……俺はまた……
満ち足りた……

