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禁断の甘い果実
第1章 禁忌への階段

『……拓海……
あの続き知りたく無い…?』
『……え?……』
『さっきの続き……兄ちゃんが教えて、やろっか…?』
『……兄ちゃん……ソレって…?』
『……SEX……
しよっか?拓海……』
……ああ俺は……
何を言ってるんだ。
……拓海との……
禁忌の始まりの、
キッカケは紛れも無い……
この俺だった。
『……兄ちゃん……本気…?』
『……拓海……
冗談で言わねーよ。兄ちゃんがあの続き拓海に、
教えてやるよ……』
『……』
『……まあ……
拓海が良ければだけどな。
拓海に考える時間
やるよ。
兄ちゃん先に、
部屋に行くから、
拓海が知りたいなら後からおいで?』
『兄ちゃん……
解った……』
『……拓海……
決めるのはお前だよ』
『……うん……』
『……拓海が……
気持ちくなりたいならおいで。』
そう拓海に言い残して俺は部屋に戻った。

