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第8章 チカン、アカン

電車での痴漢の話を話した。
女子高生のことも。



「私ｯ…許せません！何かヤツらを反省させたり更生させたり…できないですか？」



『痴漢は許せないし、精神の世界で懲らしめてやることはできるけど…すごい数になるよ？』



「かまいません！」



『じゃあ、今夜。とりあえずその3人組ね』



「はい！ありがとうございます！」



『あと。もう今日は閉店するから、帰りは南に送ってもらって。』


「でも…」



『ここは俺の店だから、俺の閉めたい時に閉める。わかった？』




正直、一人で帰るのは怖かった。
熊さんの気遣いが本当に嬉しかった。