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第4章 長い夜

「選択肢、二つあげるよ。

一つ目は…この映像を一般公開する。

二つ目は…ここで下着を脱ぐ。」

あくまで、上から物を言うルイ。


「何言ってるの？？そんなこと出来るわけないじゃない！いい加減にしてよ！」

出口に向かって歩き出そうとした瞬間、ギュッと腕を掴まれた。


「先生…わかってないみたいだね？

婚約者の良斗さんに見られてもいいの？」

どうしてルイが私の婚約者の名前を知ってるんだろう…

こんなもの、良斗さんに見られたくないに決まってる。


「下着脱ぐの手伝おっか？？」

こんなの間違ってる、間違ってるのに…

あまりの悔しさから、奥歯にグッと力が入る。