この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ダディisサディスト
第33章 5時間前と現在
史朗が、“小雪さん”と呼ぶ女性も―――…
会社で何度か見掛けたことのある…
社長秘書の一人だ――――…
「え―――…しかし…」
流石に…息子を預けるのをためらってしまう…
「ミーティングの間だけですから…大丈夫ですよね?」
女性秘書は、史朗の目線まで姿勢を落とした
「パパ?お仕事?」
「あ…あぁ、大丈夫か?史朗、わがまま言って…小雪さんを困らせないか?」
史朗は、小雪さんを見ると!胸を張った――――!
「大丈夫だよ!小雪さんと僕は仲良しだから!
それに、女の子を守るのは男の子の役なんだぞ!!」
史朗の言葉に、皆が微笑む…
「―…なら、すみません…」
俺は、
緑川と社に戻ることにした
「パパ〜行ってらっしゃい!」
緑川の運転する車に乗り込み…
来た道を戻る―――――…
一体…
どんなトラブルだろう…
サイドミラーで、小さく遠ざかる史朗の姿を確認して…
胃がキリリと―――…痛んだ

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


