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ダディisサディスト
第30章 カリスマと伝説
響さんへ――――…
お元気ですか?
この手紙を書きながら、何故か可笑しくて、笑っています。
だって、隣で響さんが寝ているのに手紙を書いているのですから。
最近の響さんは、私の体調を気にかけて調教を控えてくれていますね。
物足りなくないですか?無理、してませんか?
ごめんなさい―――…
もっと、響さんの手で口で瞳で虐めて欲しいのに……
ついて行けない自分の体が…もどかしく思います。
でも、小雪を出産してから毎日が幸せで…
響さんには、ホントに感謝しています。
小雪は、日々成長し…ますますやんちゃになっています。
やっぱり…子育ては大変ですね。
あの日―――…
ゲストの方々の子種を覚悟しつつ…受けました。
最高の奴隷として、御披露目してくださったのですから。
私は、響さんの妻として…
飼い主である響さんを喜ばせるために…
何十人もの子種にまみれ、愛を叫びました…
あの日の、響さんの幸せそうな笑顔
妻として、奴隷として物凄く嬉しかった―――――…
そして…私は、妊娠した…
誰の子か解らぬ子を…

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