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第7章 野獣 武志の戸惑い

小さな咥内に俺の舌が這いまわると、陽菜の表情が一気にとろけたものに変わる。

一晩で女ってやつはこんなに変わるもんなのか？
お願いだから俺の理性まで飛ばさないでくれよ？

昨日までのあどけない表情しかしなかった陽菜が、今はキスだけで甘い吐息を洩らしている。
自分が彼女を変えたという優越感はあるものの、それ以上に自分の理性がぶっ飛びそうでヤバイ。

「せ……んぱ…」

着ていたTシャツを陽菜が自分で捲り上げる。
ブラジャーは既にしておらず、白い乳房がぷるんと揺れた。

「あぁっ、ん…っ」

引き込まれるようにその柔らかな膨らみに吸い付いた。
痕をつけながら中心へと進み、力の限りに先端を吸い上げる。

「あぁぁっ…ん……あぁ…っ」

口の中で固くなる乳首を甘噛みすると、陽菜は悩ましげな声を惜しげもなく吐き出した。