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キスの花束を
第2章 添い寝とデート
いいお天気に恵まれて私たちは大学生らしい楽しいデートをした。

ツカサ君は6個上の私に合わせようとせずに
自分の年代のデートをしようとしてくれた。

待ち合わせしてマックでお昼を食べて
映画を見て手をつないで居酒屋に入った。

大学生のころこんな付き合いだったっけ。
忘れていた「楽しいデート」を思い出した。
なんだかとっても幸せで 楽しくてついつい飲みすぎてしまった。

ふわふわした気持ちで二人でタクシーに乗り私のマンションに二人で入った。
このままエッチするかな。
と、玄関でなんとなく思っている私に

「じゃ、家に入ったの見届けたし。俺、帰るね」
と、ツカサ君はこともあろうに帰ろうとしてるじゃないの!

ちょっと!
ここまで来て帰るの?

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