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甘美な屈辱~レズ奴隷に堕ちた私~
第10章 重なる肌

煙草の香り.....
私はゆっくりと瞳を開けた。どうやら失神したようで美紀様はソファで脚を組み煙草を吹かしている。
「相変わらず派手にイくね。おかげで私はイけなかった...」
「ごめんなさい....その、勝手に....」
体はまだ熱い....思考も靄がかかったように鈍重に回る。
美紀様は煙草を揉み消し、微笑を浮かべた。
「まあいいけど...その償いは今度して貰うから」
「今度...ですか?」
「今日はおしまい、シャワー浴びてきなさい?」
「はい....」
今日も仕事だろうか...迷惑をかけるともう会ってくれないかも知れない...
素直に浴室に向かう、足はふらつき股間はジンジンと痛む。
急いで体を洗い髪を整えた私が戻ると、美紀様はしっかりと準備を整えていて、私のポーチを投げ渡し様出口に向かう。
私は急いで追いかけた。料金の支払いは終わっているのか美紀様はそのままホテルを後にした。元々ラブホテルの支払いはよくわからない...初めて行った時は先払いだったと思う。もし後払いで私が払えない時は面倒になるという加害者の気遣いだったのかも知れないが....
車内は無言だった.....
美紀様は私への興味を失ったようにただ運転に専念する。
結局、「じゃあ、また」という挨拶を交わし私をおろした車は、美紀様の家の逆方向に走る.....

