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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第6章 真実を知る瞬間
「相変わらず、よく締まってるな。ほんの少し抱かなかっただけで、もう逆戻りしたってか? これだけ腹がでかいのに、処女みたいだなんて、面白いな」
 酷い科白を囁かれ、余計に涙が出る。彼の剛直でさんざん胎内(なか)をかき回され、陵辱の限りを尽くされた後、法明は再び芳華を抱き上げた。また寝台に戻され、今度は四つん這いになるように命じられる。
 皇帝の命令には逆らえない。芳華は泣き泣き両手をついて赤ちゃんが這い這いするような姿勢を取ったものの、怖くて仕様がない。
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