この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ツゥルーライズ
第1章 一回目
「ごめん。俺もつながったまま寝てみたいなぁ」
その言葉が、由美に本心として聞こえたかは、自信はなかった。
お互いそんなことが出来ないのは百も承知なのに、間髪いれずに否定した自分が、恥ずかしくなった。
嘘でも「そうだね」と言えばよかった……。
でも、由美はときどき本心から出た言葉なのか、嘘で言っているのか判断つかないときがある。
そのせいもあったのだろうと思う。
しかし、私はそのとき、由美に負い目のようなものを感じてしまった。
せっかく彼女が、いままでで一番の幸福を感じていたのに……。
何か打開策はないかと考えた。
そして、考えが浮かんだ。
でもそれは、自分でも思いもよらぬ案だった。
「由美、このまま挿れたままで、もう一回してみようか?」
その言葉が、由美に本心として聞こえたかは、自信はなかった。
お互いそんなことが出来ないのは百も承知なのに、間髪いれずに否定した自分が、恥ずかしくなった。
嘘でも「そうだね」と言えばよかった……。
でも、由美はときどき本心から出た言葉なのか、嘘で言っているのか判断つかないときがある。
そのせいもあったのだろうと思う。
しかし、私はそのとき、由美に負い目のようなものを感じてしまった。
せっかく彼女が、いままでで一番の幸福を感じていたのに……。
何か打開策はないかと考えた。
そして、考えが浮かんだ。
でもそれは、自分でも思いもよらぬ案だった。
「由美、このまま挿れたままで、もう一回してみようか?」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


