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Usagi―season1 ~兄~
第8章 日常の大罪

『…ふぅ…暑い…大丈夫か?』
『…大丈夫ぢゃない…』
壁と兄の身体の隙間に
倒れ込む
力が抜けて…
目を閉じていた
私の脚を撫でながら
『満足したか?』
コクン…
頷いてすぐに
首を小さく振った
『…お兄ちゃん…激しいから…私…全然…できない』
『…別にいいよ…』
私の汗ばんだ脚を枕にして
乳房に手を伸ばしてくる
『…よくなんかない…』
兄のペニスに
手を伸ばそうとした
心地好い疲れで
方向を失った私の手を
兄が導いた
『たしかに…
こんなに元気!』
力無い指先に
兄の力強いペニスが
ヒクついている
『このままは…
さすがに辛いな!
自分でするか!』
『私がする…』
兄を逝かせたい
心の奥底では…
…大好き…
そんな兄を私が逝かせたい

