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~散花~
第6章 お妃教育

「さあ、もういど挿れなおすわよ。きちんと股を開きなさい。膝は立てても伸ばしたままでも、楽なほうで構わないから」
「無理です…玲利さまぁ~~」
「初めは痛いのは仕方ないの。少しずつ馴らしていかないと、いざ本番のとき激痛で失神するわよ……て、あっ、こらっ。逃げないの!」
玉蘭は寝椅子から転がり落ち、そのまま這って逃げようとしていた。
「寝椅子に戻りなさい」
ぺちん! ぺちん! と続けざまにお尻を叩いた。
それでも「いやいや」と首を振る玉蘭に玲利は、
「あっそう。そんなに聞き分けが悪いのなら、呂栢に鞭で打たせるわよ」
鞭、と聞いて玉蘭の顔が強張る。
しぶしぶ寝椅子に戻った。

