この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~散花~
第48章  散花

白いつややかな肌。

たわわな乳房。

くびれた腰。

無毛の丘。

閉じた縦線。



「血の滲むような思いで磨いた身体です」

「ん…わかった…から、もう、よい」

蒼牙は目を逸らした。

玉蘭は寝台に這い上った。

「おいっ、無礼者!」

蒼牙が声を上げたが、玉蘭は怯まなかった。

「いい加減にせぬか。そういうことは、明日明後日、弟とやればよいことであろう」

「いいえ」

四つ這いで蒼牙に一歩近づく。

「あなたに見ていただきたいんです」

「もう見た」

「もっと、しっかりと」

また一歩、蒼牙へ近づく。

「あなたには、そうする義務がある」

さらに一歩。

蒼牙が額に冷や汗を浮かべ、のけ反った。

玉蘭は逃がさなかった。

まるで玉蘭の視線に魅せられたように、蒼牙は身動きとれなくなった。

玉蘭は、ゆっくりと蒼牙に手を伸ばした。















/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ