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~散花~
第46章  夜更けに

加蓮の顔色に秀瑛が気づいた。

「なにか、思い当たる節でもあるのか」

「宴の途中で、お妃さまどうしが御酒を振る舞う機会がありまして…」

あぁ、そういえばそんなしきたりがあったわね、と玲利は目を細めた。

「実際は御付き内侍が隣席へ参上し、上位のお妃さまへお酌つかまつるわけですが、その際に…」

「毒を仕込んだということか」

「そうする隙が、あるにはあるということです。断言はできませんが…」

「玉蘭にお酌をしたのは誰?」

玲利の問いに、加蓮は躊躇わず答えた。

「第七夫人・趙芙蓉さまの御付きで、朱佳という内侍でございます」





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