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~散花~
第42章 繋がる…
「ちょっと…動くぞ?」
不意に秀瑛に囁かれ、玉蘭は目を開けた。
「ケツが…痺れて……」
秀瑛は照れ臭そうに口ごもった。
「あっ…ごめんなさい、わたし、下ります!」
暗に「重い」と言われた気がして、玉蘭は慌てて腰を浮かせた。
「いや、それはいいから…。おまえ、このまま俺にしっかり掴まってろよ」
「え?」
「それから脚を、俺の背中で合わせておいて」
「秀瑛さま?」
何をするつもりなのだろう…。
きょとんとしつつ、玉蘭は両脚を秀瑛の背中に回して絡めた。